台湾を代表する人気観光地「九份」。
今回私は車チャーターで九份に行ってきました。
たくさんの旅行会社の九份ツアーがある中、私が車チャーターを選んだ理由は、「九份周辺の穴場観光スポットにも行きたかった」から。
十分や猫村などの人気観光地であれば、九份とセットのツアーも見かけましたが、私が行きたかった穴場観光地を周るツアーはありませんでした。
無ければ自分で作ってしまおうということで、オーダーメイドツアー専門店で私だけの九份プランを作ってもらい車チャーターで周ることにしました。
参考までに私が今回利用した車チャーターはこちら↓
【ゆあたび】台湾日本語ガイド&専用車チャーター
その時の様子を紹介します。
九份車チャーター旅行のルート
旅行のルートは以下の通り↓
- 11:00 台北市のホテル出発
- 12:00 十分瀑布
- 13:00 十分
- 14:45 象鼻岩
- 15:45 陰陽海
- 16:00 十三層遺跡
- 16:30 黄金瀑布
- 17:00 浪漫公路
- 18:00 九份
- 21:00 台北市のホテルに到着
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台北から日帰りで九份周辺の私が行きたかった観光地全てを周ることができました。
九份車チャーター旅行の様子
11:00 台北のホテルを出発
私は朝をゆっくり過ごしたいので、出発は11時と遅めにしました。
ホテル前に迎えの車が到着↓
ベンツの車でシートは革張りでした↓
ガイドはリリーさんという台湾の方。
日本人相手に30年以上仕事をしてきたということで、日本語はペラペラ。
日本語が母国語といってもわからないくらいのレベルでした。
12:00 十分瀑布
車が走ること約1時間、十分瀑布に到着。
十分瀑布は台湾のナイアガラと呼ばれる滝です。
十分瀑布の入り口から滝までは徒歩15分くらいの距離があります。
綺麗に整備された道↓
吊り橋↓
金採掘時代に使われていたトロッコ↓
滝までの道中にあるお寺↓
赤いリボンに願い事を書いて木に結びつけると願いが叶うそうです↓
リボンは無料。ペンも用意されています↓
道の途中の食べ物屋さんで珍しい赤いバナナを食べました↓
甘みが強く、とても美味しかったです。
15分くらい歩くとメインの十分瀑布に到着↓
近くで見ると迫力がすごい!
ボーっと滝を眺めていると心が洗われるような気がしました。
13:00 十分
続いて十分へ。
十分といえば、もちろんランタン上げです。
線路の上でたくさんの観光客が思い思いにランタンを上げていました↓
私もランタン上げに挑戦。
ランタンの値段は色の種類によって変わるそう↓
- 1色→150元(約550円)
- 4色→200元(約730円)
- 8色→350元(約1280円)
- 9色→400元(約1450円)
4色が一番人気ということで、4色にしました。
色ごとに叶う願い事が変わります。
墨と筆でランタンに願い事を書きます↓
火をつけて空に飛ばします↓
願い事が叶いますように↓
そうこうしていると、電車が通過していきました↓
こんなに近くで電車が通過していくのは珍しいのでテンションが上がりました。
十分を通る電車は本数が少ないので、電車通過を見たい人は時間を合わせることが必要です。
私たちの場合はリリーさんが全部事前に時間を計算してスケジュールを組んでくれていたのでお任せでした。
十分の街にはたくさんの露店が出ています↓
ガイドさんおすすめのレモンジュース40元(約150円)がとても美味しかったです↓
14:45 象鼻岩
続いて象鼻岩へ。
象鼻岩はその名の通り、象の鼻のような形をした岩がある場所です↓
台湾36秘境の一つで、あまり知られていない穴場スポットでしたが、最近インスタ映えすると人気が急上昇している場所です。
象鼻岩以外にも面白い形の岩が点在している場所で、奇景スポットという感じです。
まだしっかりと観光地化されていないので、象鼻岩の上に登って記念撮影もできます。
ただし柵などはなく、危険なので自己責任で登ってください。
15:45 陰陽海
続いて陰陽海へ↓
陰陽海は水の半分が黄金色、半分が青色になっているのが特徴です。
鉱山から流れてきた黄金色の水が海に流れ出しているのでこのような色になるのだそう。
ここでも九份が金鉱山であったことを感じることができます。
16:00 十三層遺跡
続いて十三層遺跡へ↓
十三層遺跡は九份のゴールドラッシュ時代に作られた建物です。
金採掘施設でもあり、鉱夫の住居でもあったそうです。
十三層遺跡はラピュタのような雰囲気が感じられる場所でした。
実際に天空の城と呼ばれているそうです。
立ち入り禁止で中に入ることができないのは残念ですが、外から眺めるだけでも十分楽しめました。
16:30 黄金瀑布
続いて黄金瀑布へ↓
黄金瀑布は「黄金の滝」という意味。
確かによく見てみると水の色が黄金色です。
鉱石に含まれる化合物が水に溶け出し、このような色になっているそうです。
この水がどんどん流れていき、最終的に先ほどの陰陽海に流れ出ています。
17:00 浪漫公路
続いて浪漫公路へ。
実はここが私が一番楽しみにしていた場所です。
浪漫公路には九份のゴールドラッシュ時代の遺跡が残っています。
このトンネルは映画「千と千尋の神隠し」に登場するトンネルにそっくり↓
坂道をまっすぐ伸びる線路は絶景です↓
この線路は昔は鉱石を運ぶトロッコに使われていたそうです↓
廃墟の遺跡は絶好の写真撮影スポットです↓
浪漫公路はまだ日本人にあまり知られていませんが、台湾人の間ではかなり人気の観光スポット。
台湾人の大学生の卒業旅行の定番スポットなんだとか。
18:00 九份
最後にメインイベントの九份へ。
九份では景色を楽しみながら、グルメツアーをしました。
なんでもガイドのリリーさんは日本人の口に合うグルメを探すため、九份老街のレストランやグルメを全て食べ歩いたらしいです。
そんなリリーさんが勧めるレストランやグルメが外れるはずがない!ということで私たちも食べ歩きました。
まずは賴阿婆芋圓↓
九份の名物グルメ「芋団子」の人気点です。
カラフルな5種類の芋団子がおしるこのような甘い汁に入っていて絶品でした↓
値段は値段は50元(約180円)。
続いて張記傳統魚丸↓
魚のつみれスープのお店です。
九份には他にもつみれスープを出すお店がありますが、張記傳統魚丸のつみれスープが断トツで美味しいとのこと。
優しい味わいで八角などのクセもなく、たしかに美味しい↓
値段は値段は50元(約180円)でした。
最後に阿妹茶樓へ↓
ここは九份の代名詞にもなっているような場所なので知らない人はいないと思います。
実は阿妹茶樓は本場の台湾茶を味わうことができるお店でもあります。
人気店のため予約をした方がいいとのことで、事前にリリーさんに予約してもらっていました。
おすすめのメニューの台湾茶とお茶菓子のセット300元(約1100円)を注文↓
店員さんがカタコトの日本語で台湾茶の入れ方を説明しながら、実際にお茶を入れてくれます。
また、阿妹茶樓の良い所は席からの眺めが素敵な所。
以前、宮崎駿監督も訪れたという阿妹茶樓でのんびりとした時間を過ごしました。
21:00 台北市のホテルに到着
九份での夢のような時間が終わるとそろそろ帰る時間です。
約1時間で台北のホテルに到着。
午前11時から午後9時までの合計10時間の旅でした。
まとめ
以上、九份車チャーター旅行記でした。
今回はオプショナルツアーでは行けない九份周辺の穴場スポットをたくさん周れて大満足でした。
車じゃないと行けない場所ばかりだったので、車チャーターは効率的でした。
九份周辺の穴場スポットはただ知られていないだけで、観光地としてのレベルは高いのでぜひ行ってみてくださいね!
最後に私が今回利用した車チャーターはこちら。本当におすすめです↓
【ゆあたび】台湾日本語ガイド&専用車チャーター