ハノイ中心部から車で約30分の場所に位置するバッチャン村。
バッチャン村は陶磁器の村として知られていて、村の人口の9割が陶磁器造りをしています。
バッチャン焼きは700年以上の歴史があり、日本の安土桃山時代には「安南焼」として茶人の間で重宝された品です。
バッチャン焼きは見た目も可愛く、現在でも人気のある陶磁器です。
バッチャン村ではそんなバッチャン焼きがとても安く買えると話題で、毎日たくさんの観光客が訪れます。
今回はそんなバッチャン村に路線バスで自力で行ってきました。
実際にバッチャン焼きがいくらで売っているのかなど詳しく紹介します。
※2020年3月に行った際の情報です。
バッチャン村への自力の行き方
ハノイ中心部からバッチャン村へ行くには次の2つの方法があります。
- 路線バスで行く
- タクシーで行く
①の路線バスは片道の所要時間が約1時間で、値段は片道7000ドン(約35円)ととても安いです。
②のタクシーは片道の所要時間が20〜30分で、値段は片道1500円程度(交渉が必要)です。また、帰りはタクシーが拾いにくいです。
私は交渉が面倒だったのと圧倒的に安いのが理由で、①の路面バスでバッチャン村に行くことにしました。
バッチャン村自力観光レポート
ホテルからロンビエンバスターミナルへ
私はハノイ旧市街のホテルに宿泊していました。
11時頃にホテルを出発。
ホテルからロンビエンバスターミナルまでは徒歩で20分くらいの距離だったので歩いて行きました。
ロンビエンバスターミナルの場所はこちら↓
ロンビエンバスターミナルに到着
ロンビエンバスターミナルの見た目はこんな感じです↓
余談ですが、ロンビエンバスターミナル近くにある「ロンビエン橋」は、レトロな雰囲気があっておすすめの写真スポットです↓
ロンビエン橋についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、興味がある人は読んでみてください↓
ロンビエンバスターミナルから「47A」、「47B」のどちらかのバスに乗るとバッチャン村まで行けます。
47Aの方がバッチャン村の近くまで行けるのでおすすめ。
47Aの到着ホームはE3.2です↓
バッチャン村へ
バスターミナルに着いて、15分ほど待っていると47Aバスが到着↓
バスの中はこんな感じ↓
結構広いです。途中でバスのスタッフが集金にきます。
7000ドン(約35円)を支払うと、このようなチケットがもらえます↓
1時間くらい走ると、バッチャン村に到着。ちなみにバッチャン村は終点です。
バッチャン村に到着
こちらがバッチャン村のバスターミナル↓
帰りもここから乗るので、場所を覚えておきましょう。看板などはありません。
Google Mapではここです↓
バス運転手に帰りは何時に出発するか聞きましたが、正確には決まっていないけれど1時間後くらいとのこと。
バッチャン村の散策
それでは早速、村を散策していきましょう。
バスターミナルから歩いて3分くらいの場所に陶器市場があります。
この陶器市場は結構広く、この陶器市場内だけでもかなりの品揃えがあります。
時間が無い人はこの陶器市場だけでも、十分満足できると思います。
こちらが陶器市場の入り口↓
ここからは実際に売っているバッチャン焼きと値段を紹介します。
おちょこ
200Kドン(約1000円)↓
4Kドン(約20円)↓
20Kドン(約100円)↓
急須セット
130Kドン(約650円)↓
100K(約500円)↓
200K(約1000円)↓
550K(約2750円)↓
185K(約925円)↓
200K(約1000円)↓
300K(約1500円)↓
350K(約1750円)↓
お皿
200K(約1000円)↓
120K(約600円)↓
70K(約350円)↓
120K(約600円)↓
120K(約600円)↓
コップ
70K(約350円)↓
180K(約900円)↓
30K(約150円)↓
150K(約600円)↓
壺
350K(約1750円)↓
300K(約1500円)↓
85K(約425円)↓
その他
ピカチュウ。60K(約300円)↓
バッチャン村の様子
バッチャン村の雰囲気はこんな感じ↓
村の中を歩いていると、実際に陶器を造っている様子を見学することができます↓
バッチャン村にはレストランやカフェはほとんどありませんが、バスターミナル近くに1つあります↓
Google Mapでの場所はこちらです↓
バッチャン村からロンビエンバスステーションへ
たくさん買い物もしたので、そろそろハノイ中心部へ帰ります。
1時間半くらい村を散策していましたが、バスターミナルにはまだ乗ってきたバスが待機していました。
乗り込むとタイミングよく出発。
これを逃していたら、また1時間半後とかになっていたかもしれないので、乗れて本当によかった。。。
周りにタクシーも見かけませんでした。
ロンビエンバスステーションに到着
バスに揺られること1時間。
無事にバスステーションに戻ってきました。
ホテルに着いたのが15時半。
11時頃に出発したので、約4時間半の旅でした。
まとめ
以上、バッチャン村の観光レポートでした。
可愛い柄の陶器がたくさん安く買えて、大満足な1日でした。
路線バスは片道7000ドン(約35円)ととても安く、所要時間も1時間程度とそこまで長くもないのでおすすめです。
ただ帰りのバスの様子を見ていると、何分おきにバスが走っているかなどが曖昧なので少し不安に感じました。
時間があまりなく効率的に観光地を周りたい人は車のチャーターなどもありだと思います。
買った後の陶器の持ち運びも楽ですしね。要チェックです↓
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