ベトナム・ハノイの中心地にあるホアンキエム湖。
早朝からジョギングする人、ベンチに座ってのんびりする人、夜にはライトアップされてカップルのデートのデート場所となるなど、ホアンキエム湖はハノイの人たちの憩いの場となっています。
そんなホアンキエム湖に2020年3月9日に実際に行ってきました。
ホアンキエム湖の見所など写真たっぷりで紹介します。
ホアンキエム湖に浮かぶ2つの小島
ホアンキエム湖には2つの小島が浮かんでいて、それぞれが見所となっています↓
北の小島には玉山祠と呼ばれるお寺が建てられていて、名物の橋を渡って入場できます。
南の小島には亀の塔と呼ばれる塔がありますが、実際に島に上陸することはできません。
実際にどんなルートでホアンキエム湖を観光したか
私はこのようなルートでホアンキエム湖を観光しました↓
湖の西側からスタートし、南の小島の「亀の塔」を見学。
湖の南側を通りながら、湖畔を散歩。
最後に北の小島にある玉山祠を観光。
このルートで所要時間は約1時間。
玉山祠だけだと15分くらいで観光できます。
ホアンキエム湖観光レポート
亀の塔を見学
まずは湖の西側から亀の塔を見学↓
少し遠いですが、肉眼で見えます。
実はホアンキエム湖には伝説があります。
ホアンキエム湖の亀伝説
伝説は次の通りです。
15世紀、ベトナムは中国(明)と戦争をしていたが、戦況不利な状況だった。ある日、当時のベトナム王「レー・ロイ」は亀から宝剣を授かる。その宝剣を使って見事、明を撃破。その後レー・ロイが湖を船で遊覧していた所、巨大な亀が現れて剣を返すように要求。亀は剣を咥えると湖深くに潜っていった。
そのため、ホアンキエム湖は漢字で書くと「還剣湖」となります。
そしてレー・ロイが亀に剣を返した場所が亀の塔が立つ島だと言われています。
実際にホアンキエム湖には大亀が生息していています。
また後述しますが、玉山祠には実際にホアンキエム湖に生息していた巨大な亀の剥製も展示されています。
湖畔を散歩
亀の塔を見学した後は、湖畔を散歩。
湖畔にはベンチでのんびり過ごす現地の人がたくさんいます。
不思議な楽器を演奏している女性。一緒に吹くかと誘ってくれました↓
湖畔にはカフェもあります↓
湖を眺めながらのんびりするのもいいかもしれません↓
和風塔を見学
そのまま湖の東側まで進んでいくと和風塔を発見↓
この和風塔は1848年に建てられたバオアン寺というお寺の門柱です。
ベトナム人の人気写真撮影スポットです。
玉山祠へ
和風塔を北上していくと立派な門が見えてきます↓
この橋が玉山祠への入り口です。
チケット売り場でチケットを購入↓
料金は大人30000ドン(約150円)、子ども無料です。
このようなチケットを渡されます↓
門のすぐ横には「筆塔」と呼ばれる塔が立っています↓
「写青天」という文字が書かれていますが、これは「得た知識は世間に公開すべし」という意味だそうです。
その後、こんな門を通って↓
その次のこの門が入り口です。ここでチケットを確認されます↓
この門を通るとすぐに名物の橋があります↓
観光客はもちろん、ベトナムの人にも大人気の写真撮影スポットです。
玉山祠の中を観光
玉山祠はそんなに大きくはありません。
観光時間は15分〜20分くらいで十分だと思います。
玉山祠にはベトナムの英雄「チャン・フン・ダオ」、商売の神「関羽」、医学の神「呂祖」、学問の神「文昌帝君」が祀られています↓
巨大亀の剥製とご対面
玉山祠の大きな見所の一つとなっているのが「巨大亀の剥製」。
玉山祠には2体の巨大亀の剥製が展示されています↓
より大きい方の亀は宝剣伝説に登場した亀ではないかと言われています↓
この亀は体長が210cmもあります。
2015年にハノイ市民により発見され、推定年齢は100歳。
おまけ:ホアンキエム湖は夜のライトアップも綺麗
夜にもう一度、ホアンキエム湖に来てみました。
夜は湖周辺がライトアップされていて、とても綺麗でした。
特に橋のライトアップが綺麗でした↓
湖周りにはカップルがたくさんいて、現地の人のデートスポットになっている様子。
ハノイナイトマーケットも近くで開かれているので、ホアンキエム湖のライトアップを楽しんだあとにナイトマーケットに行くのがおすすめです。
まとめ
以上、ホアンキエム湖の観光レポートでした。
湖を眺めながらのんびりするのもよし、宝剣伝説に思いを馳せるのもよし、巨大亀の剥製に圧倒されるのもよし。
ホアンキエム湖は様々な楽しみ方ができる観光スポットです。
ぜひ訪れてみてくださいね!
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