バトゥ洞窟とは
クアラルンプールから日帰りで行ける人気観光地「バトゥ洞窟」。
バツー洞窟の巨大な洞窟と鍾乳洞は約4億年をかけて形成されたと言われています。
19世紀後半にヒンドゥー教寺院として開かれて、現在ではマレーシア随一のヒンドゥー教の聖地となっています。
この記事では2020年3月17日に実際にバトゥ洞窟に行った体験を基に詳しくバトゥ洞窟の楽しみ方を紹介します。
- 営業時間:6:30-20:30
- 休業日:年中無休
- 入場料:無料
バトゥ洞窟への行き方
バトゥ洞窟はクアラルンプール中心部から北に15km、車で約30分の場所にあります。
バツー洞窟への行き方はタクシーと電車(KTMコミューター)の2つがあります。
タクシーの場合、料金は20RM(約500円)、所要時間は30分程度です。
電車の場合、料金は2.6RM(約65円)、所要時間は40分程度です。
電車(KTMコミューター)はKLセントラル駅から乗り換えなしでバトゥ洞窟駅まで行けるので、一番おすすめの行き方です。
バトゥ洞窟への行き方については以下の記事で詳しく解説しています↓
【2020年最新版】バトゥ洞窟への行き方・電車が一番おすすめ!
バトゥ洞窟の観光所要時間
バトゥ洞窟の観光所要時間は1時間半〜2時間です。
クアラルンプール中心部から往復で1時間程度かかるので、移動も含めて3時間程度をみておけば大丈夫です。
バトゥ洞窟訪問時のおすすめの服装
バトゥ洞窟では272段の階段を登ることになるので、動きやすい服装や靴で行くのがおすすめです。
ただ、露出が多い服装は注意が必要です。
こちらがバトゥ洞窟入り口に貼られている服装例↓
女性の足が出ている服装はダメです。
反対に言うと足が出ている服装以外はOKです。
Tシャツはもちろん、ノースリーブもOK。
男性の場合はタンクトップや短パンでもOKです。
たとえNG服で行ってしまっても、スカーフを5RM(約130円)で借りられるので、入場拒否をされることはありません。
ちなみにこの写真の女の人達はみんな呼び止められてスカーフを借りていました↓
バトゥ洞窟のおすすめ観光シーズン
マレーシアは年間を通して気温が30度前後です。
10月〜12月は多少雨が多いですが、観光には特に問題はありません。
また、1月下旬〜2月上旬にはヒンドゥー教の大きな祭りである「タイプーサム」が行われます。
タイプーサムの時はバトゥ洞窟は世界中からの観光客でとても賑わうので、タイミングが合えばぜひタイプーサムの時に行ってみてください。
ちなみに2021年のタイプーサムは1月28日です。
バトゥ洞窟の見所
ここからはバトゥ洞窟の見所を5つ紹介します。
- 272段のカラフルな階段
- 世界最大の巨大ムルガン像
- 神秘的な鍾乳洞
- カラフルな建造物
- ラマヤナ洞窟内の展示物
それぞれ詳しく紹介します。
1.272段のカラフルな階段
バトゥ洞窟といえば、272段の急な階段が特徴的。
272段の階段を登りきった先には、綺麗な景色が広がっています↓
また、このカラフルな階段はそのインパクトからインスタ映えスポットとしても知られています。
昔からカラフルだったのかと思いきや、実はカラフルになったのはここ最近の2018年です。
こちらが以前の階段↓
実はこのペイント、政府に無許可で行われたらしく、政府のお偉いさん達が「バトゥ洞窟の景観を損なう」として怒っているそう。
ただ個人的にはこのカラフルな見た目の方が好きです。
2.世界最大の巨大ムルガン像
カラフルな階段とセットで美しい景観を作っているのが、この巨大なムルガン像。
高さは42.7m、全身を金箔で覆われた世界最大のムルガン像です。
ちなみにムルガン(スカンダ)はシヴァ神の息子で、ヒンドゥー教の軍神です。
後ろ姿も絵になります↓
3.神秘的な鍾乳洞
バトゥ洞窟は広大な広さがあり、洞窟内には4億年の歳月をかけて形成された鍾乳洞が数多く見られます。
洞窟内は涼しく静かでありながら、自然の力を感じられるパワースポット。
ヒンドゥー教の有力者がこの洞窟に寺院を作ろうと思った理由がよくわかります。
洞窟の天井には穴が開いていて、光が差し込む姿は本当に神秘的です↓
4.カラフルなヒンドゥー建造物
バトゥ洞窟にはカラフルなヒンドゥー建造物がたくさんあり、観光客を楽しませてくれます。
カラフルな祠↓
柱の装飾も綺麗↓
入り口の門の装飾↓
5.ラマヤナ洞窟内の展示物
バトゥ洞窟の近くには「ラマヤナ洞窟」という別の洞窟があり、その洞窟内の展示物も必見です。
緑色の大きなハヌマン像の先にラマヤナ洞窟はあります↓
入場料は5RM(約130円)。
ヒンドゥー教の物語を基にした展示物がライトアップされています↓
ラマヤナ洞窟に行く前にヒンドゥー教の物語を調べていくと、より楽しめると思います。
バトゥ洞窟訪問時の注意点
バトゥ洞窟訪問時の注意点を3点紹介します。
1.野生のサルがたくさんいます
バトゥ洞窟敷地内にはたくさんの野生のサルがいます。
サルは観光客慣れしていて、食べ物などを持ち歩いていると取られる可能性があります。
レジ袋などを持っているとすぐに襲われるので注意しましょう。
ちなみにハトも多いです↓
鳥嫌いの人には辛いかもしれません。。。
2.水分補給をこまめに
猛暑の中、272段の階段を登るので水分補給はこまめにしましょう。
水などを持っていかなくても、現地で調達可能です。
階段を登りきった先にも売店があるので、水やジュース、アイスクリームなどが買えます↓
値段はスプライト1本5RM(約130円)と意外と良心的です。
3.ダークケイブ洞窟探検ツアーは閉鎖
バトゥ洞窟の人気ツアーだった「ダークケイブ洞窟探検ツアー」は2020年3月現在行われていません。
ダークケイブツアーでは暗い洞窟の中を懐中電灯のみで進み、洞窟内の鍾乳洞や洞窟生物を見学できる面白いツアーでしたが現在は閉鎖されています。
ダークケイブの入り口も封鎖されていました↓
まとめ
以上、バトゥ洞窟の行き方や見所、おすすめの服装や時期まで徹底解説しました。
バトゥ洞窟はクアラルンプールからも日帰りで行けて、見所も多い本当におすすめの観光地です。
マレーシアに来た際にはぜひ訪れてみてくださいね!
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