バンコクから世界遺産アユタヤに日帰りで行ってきました。
ツアーを使わず自力で行ってきました。
この記事では
- アユタヤへの自力での行き方
- 実際にかかったお金
- どの遺跡を周ったらいいか(おすすめモデルコース)
- アユタヤでの交通手段は何がいいか
- ご飯はどこで食べたらいいか
- その他アユタヤ観光の注意点
など詳しく書きますので、これから自力でバンコクからアユタヤに行こうと考えている人の参考になれば嬉しいです。
2019年2月15日にアユタヤに行った際の情報になります。
かかったお金
はじめにかかったお金を以下に示します。
- 電車代(BTSオンヌット駅→国鉄フアランポーン駅→):58バーツ
- 鉄道代往復(国鉄フアランポーン駅⇄アユタヤ駅):35バーツ
- レンタルバイク代:200バーツ
- ガソリン代:25バーツ
- 遺跡入場料:220バーツ
- 水上マーケット代:200バーツ
- ランチ代:500バーツ
- 象との記念撮影:40バーツ
合計:1,278バーツ
私たちはバイクをレンタルして、7つの遺跡&水上マーケット&エレファントキャンプを周りました。
ランチ代が少し高いように感じられるかもしれませんが、アユタヤ名物の巨大川エビの炭火焼を食べたのでこれくらいかかっています。
私たちが実際に周ったルート
こちらが私たちが実際に周ったルートです。
- レンタルバイク屋
- 水上マーケット
- ワットヤイチャイモンコン
- ランチ(巨大川エビ)
- ワットマハタート
- ワットラチャブラナ
- ワットタンミカラート
- ワットプラシーサンペット
- ワットプララーム
- エレファントキャンプ
- ワットローカヤースタ
かなり効率的に周れたと思うので、モデルプランとして活用してください。
主要遺跡、穴場遺跡、象乗りスポット、水上マーケット、アユタヤ名物ランチと全ての見どころを詰め込んだモデルコースとなっています。
アユタヤ自力旅行記
BTSオンヌット駅から国鉄フアランポーン駅へ
私たちはBTSオンヌット駅近くに宿泊していたので、そこから国鉄フアランポーン駅へ向かいました。
↓BTSアソック駅でMRTスクンビット駅(地下鉄)に乗り換え。
終点が地下鉄フアランポーン駅です。
地下鉄フアランポーン駅から国鉄フアランポーン駅は歩いて行けます。
↓徒歩5分。標識に従って歩いて行くと着きます。
国鉄フアランポーン駅でアユタヤ駅行きのチケットを買う
こちらがチケット売り場。
アユタヤと言うとすぐにわかってくれます。
2等席(指定席&クーラー、300バーツ程度)と3等席(自由席&クーラーなし、20バーツ)があるので好きな方を選べます。
↓私たちは安さ重視で3等席のチケットを買いました。
値段と時間帯から考えるとフアランポーン駅8:20発の特急がおすすめです。
アユタヤ駅に9:41に着きます。
アユタヤ駅までの鉄道の旅
3等席はご覧のように現地のタイ人もたくさん乗っています。
たくさんの人がいるので、席に座れないことも。。。
でも自由席あるあるで、タイ人や他の国の旅行者と気軽に話せるような雰囲気があります。
↓私たちは中国人の素敵な夫婦と友達になりました。
アユタヤ駅に到着
アユタヤ駅を出ると、トゥクトゥクのおっちゃん達がたくさん話しかけてきます。
私たちはバイクをレンタルする予定なのでスルー。
↓この道に進みます。
すぐに自転車&バイクレンタル屋さんが見つかると思います。
↓ここでバイクをレンタル。1日200バーツと激安。
必要なものはバスポートだけで、国際運転免許などの提示は求められませんでした。
【アユタヤ遺跡巡りはバイクがおすすめ】
個人的にはアユタヤを周るにはバイクが一番いいと思います。
自転車レンタルは安いですが、暑いアユタヤではすぐにヘトヘトになってしまうと思います。
ただし、日本で原付を運転したことがない人には結構危険なのでおすすめしません。
アユタヤ水上マーケットへ
アユタヤ水上マーケットは他の遺跡から離れた場所にあるので先に周ることにしました。
入場料は200バーツ。
↓このようなボートに乗ります。
水上マーケットというよりは、ボートに乗って景色を見て周るといった感じです。
途中で物を買ったりはできません。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットのようなちゃんとした水上マーケットを想像していくとがっかりすると思います。
正直、ここはあまり行かなくてもいいんじゃないかなと思います。
少なくとも他の水上マーケットに行ったことがある人は絶対行かなくていいです。
ワットヤイチャイモンコンへ
ワットヤイチャイモンコンも他の遺跡とは離れた場所に位置しています。
そのため、自転車などで周る人にはパスされることが多い遺跡ですが、ここはぜひ行ってほしいです。
中心地から離れていたからこそ、ラオス軍からの破壊を逃れ、当時のままの仏像や建築物が残っています。
アユタヤ遺跡の中でも重要な遺跡の一つです。入場料20バーツ。
↓巨大な仏塔や寝仏など見どころがたくさんです。
↓仏塔を登ると井戸があります。
ここにコインを投げて中心の穴に入るとお金持ちになれるそうです。
ランチ
ワットヤイチャイモンコンを見終わったのが11時半頃。
ランチを食べることにしました。
場所は事前にネットで調べておいた『バーンマイリムナム』。
アユタヤは川エビが名物で、アユタヤに行ったら絶対に食べたいと思っていました。
『バーンマイリムナム』は巨大川エビのグリルの名店で、川を眺めながら食事を楽しむことができます。
↓こちらが巨大川エビのグリル。(800バーツ)
本当に大きくて、ミソもたっぷり。
↓ミソをたっぷり絡めて食べると最高に幸せな気持ちになります。
他にもトムヤムクンやプーパッポンカレー(蟹カレー)などのタイ料理メニューもありました。
【店舗詳細】
・店舗名:「バーンマイ リムナム (บ้านไม้ริมน้ำ)」
・営業時間:10:30-21:30
・定休日:無休
ワットマハタートへ
続いて、アユタヤで一番有名なワットマハタートへ。
↓ワットマハタートといえば、こちらの菩提樹に包まれた仏頭が有名です。
ワットマハタートは大きい遺跡で、先ほどの仏頭以外にもたくさんの見どころがありました。
↓首を切られた仏像。
↓ここにはかつて50mの仏塔があったそうですが破壊され、現在は土台だけが残っています。
入場料50バーツ。
ワットラチャブラナへ
続いて、ワットマハタートの隣にあるワットラチャブラナへ。
入場料50バーツ。
↓ここではこのような素敵な写真が撮れます。
メインはこの仏塔だけなのですが、この仏塔に登ったりできて結構楽しいです。
ワットラチャブラナには「最初にここを訪れた王は死ぬ」という噂があった心霊的なスポットでもあります。
私たちはあまり調べずに来てしまったので気づかなかったのですが、実はこの仏塔の中にも入れるようです。
内部はなかなか雰囲気があるようなので入ってみたかった(涙)
ワットタンミカラートへ
続いてはアユタヤ遺跡の穴場スポット「ワットタンミカラート」へ。
ここはあまり来たことがある人はいないんじゃないだろうか。
あまり知られていないですが、以外と見応えがありました。
↓大きな首だけの仏。
↓ニワトリの人形が大量に祀られた場所。
↓獅子の象が守る仏塔。
入場料も無料なので、時間に余裕がある人は来てみてもいいんじゃないかと思います。
ワットプラシーサンペットへ
ここは初代アユタヤ王国の王宮だった場所。
↓アユタヤ王朝の3人の王の遺骨を納めた仏塔が特徴的です。
アユタヤの中でも重要度が高い遺跡です。
入場料50バーツ。
ワットプララームへ
続いてワットプララームへ。
ここも敷地はかなり大きく、見応えのある遺跡でしたが、だんだんと遺跡に飽きてきた私たちは5分くらいで出てきてしまいました。
観光客も少なく、のんびりした雰囲気は好きでした。
エレファントキャンプへ
アユタヤでは象に乗りながら遺跡を見ることができるとの情報を入手。
↓それがこのアユタヤエレファントキャンプです。
アユタヤには象乗りスポットが2つあります。
↓もう一つは水上マーケットの向かいにある「アユタヤエレファントビレッジ」。
ただこちらはぼったくりが激しく、はじめは1人2000バーツなどを請求されることもあるとのこと。
アユタヤで象に乗るなら「アユタヤエレファントキャンプ」をおすすめします。
象乗り料金は15分400バーツと決まっています。
↓別途40バーツでこのような象とのツーショット写真も撮れます。
はじめは象に乗る気マンマンでしたが、写真を撮ったら満足してしまい、結局象には乗りませんでした。
入場料などはないので40バーツで象との写真だけを撮りに行くのもありだと思います。
ワットローカヤスタへ
最後は実はアユタヤで一番行きたかったワットローカヤスタへ。
なぜかというと、ここはストリートファイターの「サガットステージ」のモデルとなった場所と言われているからです。
約28mの巨大な寝仏があります。
↓もちろんこんな写真を撮って楽しみました。
バイクを返却
ワットローカヤスタを見終わったのが17時半頃。
そろそろ暗くなって来たので帰ることに。
バイクは返却する前にガソリンを満タンにしなければいけません。
満タンにしてもなんとたったの25バーツ。
結構走ったつもりでしたが、あまりのガソリンの安さにびっくりしました。
アユタヤ駅から国鉄フアランポーン駅へ
アユタヤ駅に着いたのが18時15分頃。
18:48発のOrdinaryの3等席に乗って帰りました。15バーツでした。
19:25発の快速のあとは、21:42まで次の列車がないので、遅くても19:25発に乗って帰るのがいいと思います。
国鉄フアランポーン駅からBTSオンヌット駅へ
行きと同じ方法でBTSオンヌット駅まで戻りました。
そして無事に21時半頃に宿に到着。
はあー、充実した1日でした。
まとめ
以上、日帰りアユタヤ自力旅行記でした。
事前にたくさん調べて行ったのでかなり効率的に周れたのではないかと思います。
これからバイクでアユタヤを周ろうと考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
水上マーケットとワットヤイチャイモンコンを抜けば、自転車でも1日で周れるコースですよ。
今回アユタヤ遺跡を周ってみて、非常に面白かったのですが、一つ一つの遺跡ごとに歴史を解説してくれるガイドがいればより楽しめるだろうなと思ったのも事実です。
このツアーではガイド歴20年以上のベテランガイドがアユタヤを案内してくれるので、ツアーを使うのもアリかなと思います↓
参考:アユタヤ6大遺跡ツアー
バンコクの人気観光地を効率的に1日で周りたいという欲張りさんにはこのツアーがおすすめ↓
【1日観光】メークロン&水上マーケット&アユタヤ遺跡ツアー